アラフォー、移住する(オプション:無職) ①
先日スーパーに行く際、向かいから歩いてきた小学生の女の子が笑顔で、でも少し控えめに「こんにちは」って挨拶してくださったんです。
やばくないですか?嬉しくないですか?
ときめきませんか???
わたくしはときめきが先走りすぎてモゴモゴしましたとも。
怪しいBBAでごめんなさいね、あの時の少女。
どうも、ヒモすこです。
本日はわたくしの移住についてです。
東京ではない、まあまあ田舎の関東で生まれ育ち年取ったわたくし。
結婚願望というモノもなく、このままいかず後家として姪っ子たちを愛でていこうと思っていました。
母も一定の年齢過ぎたら諦めたようでしたし、彼氏のPちゃんと穏やかに暮らしていこうってね。
そんなわたくしに降って湧いたのが「俺の田舎についてきてほしい」という例のアレですよ。ドラマとかで見るやつ。
ちょっとここに書き殴ろうかと思いますので、読んでやって欲しいのです。
わたくしとPちゃんがお付き合いを始めて2年ちょっと経った頃でした。
『今日上司とご飯食べて帰るので夕飯いらないです』というとても珍しいLINEが来たんです。
職種的にそもそも終わるのが遅い我々は、飲んで帰るとかご飯食べて帰るなんてなるとほぼ終電確定コース。
朝が遅いとはいえ、やはり直帰がスタンダードだったのです。
そんなPちゃんが上司とご飯?え、普通に怪しいんだけど。何?浮気?
落ち着かなくて洗濯物干し終わった後も部屋中ウロウロしてひたすら帰りを待っていました。
そして日付が変わり、そろそろ電車終わったよなって思っていたところにPちゃん帰宅。
ちょっとお酒の臭いをさせた彼は首が直角になるくらいクッタリして帰って来ました。
「おかえりなさい。…え、大丈夫?」
「うん。あの、ひもちゃん、ちょっとお話があります」
〜妄想スタート〜
「Pさん、私…できたかもしれません」
「できたって、もしかしてこども?」
お腹に手を添えて小さく頷く若い女。
「わかってるんです、Pさんに彼女がいるって。それなのに声をかけたのは私だし、こんなこと伝えるべきじゃ無いのもわかってるんですけど、どうしても…抑えられなくて…」
「そんなに伝えたかったってこと?」
「いえ、Pさんを好きな気持ちを抑えられなかったんです」
「○○さん…」
「無理を承知でお願いします。Pさん、私と結婚してください」
「ありがとう。でもごめん。今すぐに結論は出せない」
「そう、ですよね」
「今夜、これから彼女と話をしてくるよ。だから待っててほしい。もう遅いから明日の朝連絡するよ」
「どんなに遅くなってもいいから、お願いだからお話が終わったらすぐ連絡ください」
そっとPちゃんのスーツの裾を掴む○○さん。
そしてそこにふわっと手を添えるPちゃん。
「わかった。彼女を説得して必ず連絡するから待ってて」
「はい」
潤んだ瞳で見つめる○○さん。
抱き合う二人。
〜妄想終了〜
「わかりました。うかがいましょう」
もうどんな話されても意地でも泣かないっていう決意だけして、Pちゃんの目の前に座りました。
*****
長くなったからここからは次回にしますわね。
どんな修羅場がくるのかお楽しみに待ってくださったら嬉しいわ。
では、アデュー♪