アラフォー、移住する(オプション:無職) ⑤
ボンジュー、ヒモすこです。
…時間が経つのって早いわねえ。
長く続いた移住までの道もこれで最後の予定!
全部読んでくれた人がいたらありがとメルシー。
では、いってみましょ♪
年が明ける。
それは、当時の我々の業界では単なる苦行を指しました。
大晦日から3連勤するのが学習塾(あ、具体的に言っちゃったw)。
他塾さんがどうなのかわからないけど、わたくしとPちゃんが勤務していた塾はそういう感じでした。
なんていうのかしら。
「正月?知るか!!冬季講習中だし、正月なんてどうせ特に暇だろ?!受験生、勉強しに来いよ!」
みたいな講座をやるのよね。
受験生以外はお休みなんだけど、受験生は朝から晩まで地獄の特訓をする。
っていうことは、講師だって朝から晩まで授業するわけで…。
年末年始の休みでゆっくり話し合うなんてことはできなかったわけです。
わたくしは3日間Pちゃんのサポートをし、その後ゆっくり実家に新年の挨拶に行きました。
「明けましておめでとうございます」
母とお互いに挨拶し、ゆっくりダラダラする体勢に入ったわたくし。
そうなるとやっぱりすかさず聞いてくる。
母「で?話し合いは進んでるの?」
ヒ「んー、不安要素は取り除いてもらったかなって感じかなあ」
とりあえず同居はないと言うことを伝えたら、心底ホッとしていました。
母「じゃあ、ちょっと顔でも見せてもらわないとね」
ヒ「え、うちに呼ぶってこと?」
母「それはちょっと…」
そう、わたくしたちは親子揃って人見知りなのです。
なので、実家と彼の家の中間地点で食事会をすることにしました。
ヒ「でも、そういうことしちゃうとまるで決定みたい」
ははは、と軽く笑いながら言うと母は真面目な顔をして「それでいいんじゃないかなと思ってる」と言いました。
母「今時、結婚が永久就職だなんて言わないし、ダメなら帰って来ればいい。籍だって無理に入れなくたっていい。ただ、あなたの話を聞いている限りだけど多分、いい人だなと思うから。人生経験積みに行くのはありだと思わない?」
なんだかんだ、この言葉が決定打だった気がします。
ヒ「それもそうね」
食事会の日、わたくしとPちゃんと母の3人でお洒落な鉄板焼きのお店に行ったんだけれど。
多分緊張してるのわたくしだけだったわ!笑
Pちゃんと母は穏やかに話しながら食事して、わたくしは上手く回そうと必死で。
ええ、もちろん途中で気づいたわよ。
『なんだか無駄なことしてるわ』って。
コースも終わりに差し掛かった時、母が改めて
「本当にいいの?歳も上だし、親御さんがっかりさせてしまうんじゃない?」
と聞いたの。
Pちゃんは何度もわたくしに言って来れたのと同じように
「絶対にないです。驚きはすると思いますが、心から喜んでくれると思います」
と笑顔で答えてくれて、母も安堵の表情を浮かべていたわ。
帰り道、駅へ向かいながら母が
「いい人で良かった」
ポツリと呟いたのが未だに忘れられないわ。
そしてここからは退社まで仕事に追われ、退社したらしたで引越しの準備に追われ。
正直何も記憶に残らないような忙しい年度末を過ごしたわ。
過ごしたというか過ぎ去っていったって感じだったかしら。
気がついたら…1,000km離れた地に来ていたのよねえ。
これが移住の経緯です。
まだまだ「ここがわたくしの居住地!」という感じはないんだけれど、次第にそうなっていくのかしらね。
仕事が決まっていないからなのか、生活の基盤が整っていない感じがするのよ。
とりあえず今週面接だから、結果を楽しみに待っていてね。
では移住編はここまで!
次からはもっと更新頻度をあげて頑張れますように。。。
では、アデュー♪