Love_NEET04250129’s diary

移住女の楽しい独り言

アラフォー、移住する(オプション:無職) ③

続きものです。

どうも、ヒモすこです。

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すごい勢いで時間て過ぎ去るのね。。。

 

懲りずに付き合ってくださる皆さまありがとう。

ではでは、本日もいってみましょー♪

 

 

週末の業後に実家へ帰ったわたくし。

優しくて聖母のようとかではないけど、世話焼きでまあまあ可愛げのある母は夕飯を準備しながらわたくしを待っていました。

食事を摂りながらなんて切り出そうか悶々としたのを覚えています。

「ちょっと、眉間に皺寄せて食べるのやめて」

「あら、ごめんなさい」

「え、素直に謝るとかちょっと不気味」

「乙女にはそんな日だってあるのよ」

「年齢考えてーよくよく考えてー本当に注意してー」

「しつこい!」

ニヤニヤと楽しそうな母だけど、移住なんて言ったら悲しそうな顔をするのかしら。

そう思うと、その日は何も言えずに寝ました。

 

 

『金曜の夜に実家に帰る→ダラダラして土曜の夜に同棲先に帰る』が毎週のルーティンだったのですが、流石に自分の腹の中に留めておくのも限界を迎えた土曜の昼過ぎ。

わたくしは意を決して母に言いました。

「ちょっと話があるんだけど」

「あらあら、ついに結婚?」

ちょっと茶化しながらもわたくしの方に向きなおる母。

ただ脳内のわたくしはパニックでした。

 

 

え、結婚?

いやいや、移住するって話よね?

すかさず脳内のわたくしAはツッコミます。

バカなの?職を捨て、故郷を捨てて男について行くのよ?

そこに結婚が無かったら何のためにあんな辺境の地へ行くの?

ちょっとAちゃん、辺境の地は言い過ぎよ。

そして脳内のわたくしBは追い詰めます。

え、俺についてこいがどんな意味かわからないとかある?

いくら結婚から逃げ続けてきた40年…近くとはいえ、流石に理解できるでしょ?

Bちゃん、言い方考えてくれないとわたくしえぐられちゃうわ。

この脳内会議(というかただのフルボッコ)を終えたわたくし。

母に発した言葉は

「やっぱり結婚するしかないのかしら?」

という間の抜けたものでした。

え、母の回答?

「知らんがな」

でしたわよ?

 

 

「何がどうなってそういう話になったのか、一から説明してみなさい。聞いてあげるから」

と言う母に、Pちゃんから聞いた話と一緒に来てほしいと言われたことを伝えました。

「えー!!次男じゃなかったの?!」

うん、やっぱそこよね最初に思うの。流石わたくしの母だわ。

お兄さんではなくPちゃんが帰る理由なども説明した上で、

「ついてきてほしいと言われたわ」

「あらまあ、そりゃ大変ねえ。いつ頃行くの?」

「Pちゃんは年度いっぱいで今の仕事辞めて地元に帰るって」

「意外とすぐじゃない?仕事あるの?」

「仕事は決まってるみたい。だからそこは心配しないでって言われた」

「家はどうするの?まさか同居?」

「そこは聞いてないけど同居は困るわね…」

「で?あんたはいつ行くの?」

「まだ行くって言ってないわよ?」

「へ?」

「え?」

「行くんでしょ?」

思いの外穏やかに話す母。

今思えば多少無理していてのかしら。

「あのね、流石に迷わせてくれない?どれだけ離れた場所に行くと思ってるの?」

「ま、後悔しないようにしないとダメよね」

母の顔は、わたくしなんかよりよっぽど覚悟を決めた女の顔をしていた気がします。

その後は普段通り、二人でダラダラしながら夜まで過ごしました。

夜になって同棲先に帰る時間になった時、玄関まで見送りに来た母が

「まずはPちゃんとたくさん話し合いなさいね。自分の頭の中だけで溜め込んだって意味ないからね」

「うん、そうする」

そうしなきゃいけないのはわかってるんだけどなあと思いながら、まだまだまとまるわけもなく。

重い体を引きずるように電車に乗ったのでした。

 

 

*****

 

 

って、また長くなってしまったわ。

わたくし文章をまとめるのが下手なのね。

まあ何事も勉強よね!

もう少し続くから、付き合ってくださったら嬉しいわ。

では、アデュー♪